広報誌が読まれない!? 今すぐできる改善法とは

住民に情報を届ける大切な媒体──広報誌。
どの自治体でも丁寧に作られていて、努力のあとを感じます。
私の地元である京都の広報誌も、アイデア満載!
毎月楽しく読んでいます。
住民としても知っておきたい内容が多いのです。

だからこそ、読んでもらいたい!
その想いは、全国どこでも広報担当の方なら当然です。
でも、もしも「読まれていないな〜」と感じることがあるとしたら?
全戸配布しているのに、掲載している情報が伝わっていないとしたら?
……改善の余地があるのかもしれません。

そこで、3つの読まれない理由を以下に掲げます。
①情報が多すぎる
②見出しが不十分
③書き手本位
順に解説します。


情報が多すぎる

広報誌には多くの情報が掲載されます。
その結果、ページを開いたときに
「どこから読めばよいのか分からない」こともあるでしょう。

しかし、必ずしも情報量が多いこと自体が問題ではありません。
情報が整理されていないため「入り口」が見えにくいこと。
そのことが読みにくさにつながっているのです。

この場合は、
・情報の優先順位をつける
・情報を絞る

のがポイントです。
なんとなく網羅するのでなく、情報を整理しましょう。
では、次はどうすれば入り口が分かりやすくなるか、ですね。


見出しが不十分

見出しは、読者にとっての“入口”です。

見出しを見ただけで内容がイメージできると、
その先を読んでみようという気持ちにつながります。

一方で、内容が分かりにくい見出しだと、
その記事自体が読まれずに終わってしまうこともあります。

例えば、「お知らせ」という見出しだけでは、
何について書かれているのかが分かりません。
「子育て世帯向け支援制度のお知らせ」ならどうでしょう。
子育て世帯なら、読んでみようという気になりますよね。

だからこそ、見出しを工夫しましょう。
読んでもらいたい人が読みたくなる、簡潔で、一目瞭然の見出しにします。
これによって読み手は「自分に関係がある情報かどうか」を判断するわけです。


書き手の説明が中心

自分に関係のある情報かどうか。
それを判断しやすくするには、読み手の立場で発信する必要があります。

けれど、書き手としては、情報を正確に伝えようとするほど、
どうしても説明が中心の文章になりがちです。

だからこそ、心に留めておきたい。
書き手本位から読み手本位へ。
読み手にとって「自分のことだ」と思ってもらうように編集しましょう。
その情報を届けるべき相手が「自分に関係がある情報だ」と
思ってもらうように書くわけです。


まとめ:読まれる広報誌にするには

今回ご紹介した「読まれない理由と改善方」は
どんな広報誌に限らず、Webサイトなどでも必須のポイントです。

①情報が多すぎる
情報を整理する
②見出しが不十分
一目瞭然で内容が分かる見出しにする
③書き手本位
読み手本位の内容にする

広報誌を「読まれるもの」にしよう!
そう意気込んで、特集や大幅刷新といった大がかりな方向だけに
思考が走りがちです。

しかし、その前に基本をふまえて、少し工夫するだけで
読まれる広報誌にできる可能性があります。
参考になれば、うれしいです。